居候一日目を終えた。久しぶりに訪れた家のリビングは、海のさまざまな青さを表現する布の色で飾られていた。それを説明してくれるそのひとが、それを選択して行動して、その空間にそのひとがいること、わたしもそのなかにいることを、わたしは心から幸福で、幸運なことだと思った。
車の中でも家の中でも、鼻水やくしゃみが頻繁に出る。さらさらとした透明な鼻水だから、なんらかのアレルギー症状だろう。ほこりか、犬だな。明日、まず部屋の掃除をしたほうがよさそうだ。
Discordのあるサーバーで『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』の同時視聴をした。このブログは日記だからネタバレを気にせず書きたい気持ちもあるけど、でも黙っておきたい気もする。物語の内容についてはわたしは今後も積極的に人から聞いたりネットで調べたりするだろうけど、演出や語りの手法については今後はあまりネタバレを聞かないようにしようかな(jumpscareと呼ばれる、突然視聴者を驚かせるようなものや、暴力シーンの有無はあらかじめ知っておきたいけど)。とにかく今回の語りには、うれしく驚かされた。映画を観終わったいまでも、興奮が続いている。観てよかった。おれも困惑を逆手に取ってやる。
2階の部屋にあがる前、風光が目を丸く、口を固く結んで、こちらを見ていたのが気になる。どうしたんだろう。長距離移動できっと疲れてるはずだし、ケージに入れるまで眠ってたから、もう相当眠たいはずなんだけどな。様子を見にいこうか、少し迷う。