ぼくがどんなに遠くまで
自転車をこいだとしても
生きものであることに変わりはない
プログラミングをして
自動ドアにむかえられて
くつひもを結び
文字を言葉にして読み
鏡に映る口を見て
布団を頭まで被っても
ぼくは生きもののままだ