責任から逃れるために中心を無くそうとする。物語を読んで、ブロック塀に触れて。揺らぎたい。浸かりたい。

触覚はいつなくなるのだろう。
このあいだ、夏の始まりをお祝いしてもらった。
すきな数字の月がはじまって、そろそろ月は丸くなる。
内も外もベットも床もべとべとになって、許されたような気になるのはただ、眠たいだけなんだ。