夕方5時ごろ。遠くを見据えると、青色がずんぐり横たわっていた。しんとみつめたつもりでも、海じゃないって言い聞かせなきゃならなかった。

夏の道で黒い芋虫をみる。風子と、おしりの触角をつんとした。