ぼくには、わからないお話で、ぼくにはできない音で、「グーとシュー」で、笑うひとたち。
台なしにしないように、二階で、こっそり、ほっぺをいたくする。

影をうっとりおもうとき、わたしはそれにふれられないんだと、気がついた。