黒々とした道で、『LIFE』を聴いた。三月の乾いた風だとおもっていたものは、案外しっとり晴れた夜の風でもあった。わたしはそれを許して、走ったり、跳ねたり、ステップをふんだり、ターンをしたり、顔を上げたり、するのだった。