まだお昼なのに、外は夜だった。これが感覚と、自然法則のちがいなのかな。
でも、外の夜だって束なのだ。地球が廻って19時だって決めたとき。眠れないとき。眠らなきゃいけないとおもうとき。冷蔵庫がうなるとき。「さよなら」が指のすみまで駆けめぐるとき。

柿のむき方がわからなくて、そのうえ、調べる気もおきなかったから、皮のまま食べた。梨は皮をむいて、食べた。どちらも味がうすくて、よその惑星の食べものみたいだった。

『正しい本の読み方』、読了。正しいということばに、どうしたって惹かれる。あまりおもしろくなかったけど、最近出版された本をよむことは、たのしかった。